2011年7月24日
和歌山県 数学の学習法②
前回の続き、数学の学習法②です。
◎例題に数多く当たれ!(基礎解法ストック期)
【前半】
教科書、参考書には例題が多くのっています。例題は、代表的な問題の解き方を覚える為のものです。
このような例題と答えを読んで、問題の解き方の手順を覚えます。
*「まずは自分の頭で5分だけは考える」という習慣を身につけること。
解けなくても、こうしたら解けるのではないか、という推論を立ててみることがとても大切です。
その上で解法を見れば理解しやすく定着しやすくなります。
【後半】
前半でストックした解法で問題が解けるか、手順が身についているかを試します。
教材として、問題の解き方を覚える為に使った教科書・参考書・問題集をそのまま使います。
最初は、見たことがある問題、解ける問題と似たような問題しか解けないと思いますが、
これだけでも入学試験はそこそこ戦えます。
*実は、教科書レベルの問題と解き方が全く同じような問題が出題されることが多いです。
ですから、数学が苦手な人は、まず基本的な問題を確実に解けるように、解き方の手順を理解して覚えることです。
その後、解ける問題と解けなかった問題の区分けをし、その中でも何とか解けそうな問題を狙って学習し、
解ける問題の数を増やしていくのがセオリーです。