2011年12月3日
和歌山県 冬休み前の勉強方法【大学受験編】
今回は和歌山県内の大学受験生が冬休み前すべきことについてお話します。
受験直前の3年生はもちろん、これから志望校を考える1,2年生も参考にして下さい。
来年の今頃は、「大学入学」が自分の身に迫っておりますが、大学への進学の仕方もいろいろあります。
① 一般受験
② 推薦入試
③ AO入試
方法に応じた対策をとっていく必要があります。
① 一般入試
文系の方も理系の方も共通する英語から、その効果的な勉強方法についてお話していきます。
まず、第1志望の大学を決めましょう。闇雲に勉強しても、目標が無ければ、勉強の方向付けが定まりません。
そして、第1志望と出題傾向の似た大学を第2志望にしましょう。
同じ科目でも出題範囲の全く異なる大学より、同じ出題範囲のところの方が、勉強を圧縮出来ます。
国語について。これも志望大学の過去問より、出題傾向が見えてきます。
ほとんどの大学で、物語や小説は姿を消し、論説文や科学的説明文の出題量が増えております。
古典については、古文だけで良いのか、漢文まで必要なのかしっかり確認しましょう。
それによって、高校3年生の学習内容がかなり変わってまいります。
数学について。理系の方も、社会科の代わりに数学を取られる文系の方も、
数学は「数Ⅰだけ」、「数Aだけ」だけでは高得点になりません。
大学入試問題にはいくつか「別解」という物があります。
「数Ⅰの考え方だけでは10分以上かかるが、数Ⅱの考え方を用いると、2分で終わる問題」などが沢山あるのです。
大学で指定されている範囲以上の学習する計画をたてましょう。
② 推薦入試
推薦入試というものは、「高校3年生の1学期」が最も重要です。
この期間の成績が、大きく推薦先の大学に関わってきます。
「高校3年生の1学期」に如何に好成績を取るかがポイントです。
その為に、高校3年生の1学期の予習を今のうちに出来るだけ行いましょう。
3年生になってからスタートしてからでは遅いと思って下さい。
③ AO入試
AO入試とは、「学科試験の結果で合否が決まる一般入試」とは異なり、志望理由書、面接や、小論文などにより
出願者の個性や適性に対して評価を行い合格者を選抜する方法です。
つまり、自分の人間性や、自分が大学に入ってから学びたい事や、学問に対する姿勢などを大学にアピールする試験
だと思って下さい。
大学入試センター試験または大学独自の個別筆記試験を受験して、その点数をも基準にする大学入試の対極です。
どこの大学を受けようとしているのか?
高3になったら何をすれば良いのか?
受かる為には何をすれば良いのか?
・・・等々、高3になってからの計画を今のうちに立てましょう。