教育プランナーブログ

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1月14日(土曜日)・15日(日曜日)に、センター試験が実施されました。

試験を受けられた方々、並びに保護者様もお疲れさまでした。一部の私立大学では、

これで入試が終わりですが、国公立大学を目指している方、

私立でもセンター試験半分オリジナル試験半分という入試形態をとっている所もあります。

 

そこで今回は、国公立大学の2次対策についてお話しいたします。

国公立大学の2次試験は、科目別に対策を講じましょう。

和歌山県の国公立は和歌山大学県立和歌山医科大学の2校が有ります。

 

①    物理

2次試験で一番ネックになるのは、やはり計算力です。計算スピードもしかり、計算の正確性も

必要になってきます。今までの過去問及び、類似の出題傾向の大学の過去問も進めて、

計算力を付けておきましょう。記号選択やマーク問であっても、きちんと計算をしておきましょう。

 

②    化学

各大学の2次の過去問を調べると、どこの大学でも、「無機」や「理論」より

「有機」に関する出題が目立ちます。2次試験までにやっておくべきことは、「有機」の範囲です。

また、2次試験では、記述式の大学もかなりありますので、論述的な文章を書けるようにしておきましょう。

 

③    生物

大学ごとに出題範囲が異なりますので、入試概要等で確認をしておく必要があります。

一般に、「生物現象と物質」は、化学Ⅱの「生命と物質」と関連が強いので、

化学Ⅱの参考書を併用して試験対策をすると良いでしょう。

 

④    地学

地学Ⅱの演習では、物理の公式の知識が必要になってきます。

「地物」の方は物理の演習を、「生地」の方は地Ⅱのテキストを最後まで読み進めておきましょう。

 

⑤    数学

計算力はもちろん必要ですが、計算演習だけでは対応しきれない場合があります。

特に、数学ⅢCの行列などで使用する公式について、完璧にしておきましょう。

お勧めは、「よくわかる線形代数/石村園子」です。

大学生用の参考書ですが、行列の使い方がきっちりと学べます。

 

⑥    英語

単語の数をむやみに増やしても、本番で対応できなかったら何にもなりません。

そこで、「単語の意味が分からない」という状態であっても、文章の意味がだいたい取れるという

訓練をすると良いでしょう。お勧めは、大学入試の過去問です。

他大学でも、同じ学部系統の物を読み込みしましょう。

 

⑦    現代文

市販の問題集で薄い物を、2次試験当日までにやりきりましょう。

中でも、小説系に関する出題の対策を取っておきましょう。

 

⑧    古典

古文の出題は、古語と語法が主です。そこで、出題傾向の多い古文の現代語訳版

(市販されておりますが、学習参考書コーナーで無く、古典コーナーにあります)

を購入するか、図書館で借りてきましょう。漢文対策も同じです。

 

⑨    地理

地理については、センター対策を取ってきたと思います。

その復習+海外の最新時事ニュースの入手を行いましょう。

 

⑩    歴史

日本史でも世界史でも、時間がかかってしまうのは、「正誤問題」です。

良く読まないと正誤が分からないからです。

そこで、正誤問題に特化した問題集を購入するのが良いでしょう。

 

⑪    公民

センターの試験対策に無かった知識を補いましょう。つまり、論文対策です。

今までの過去問と、そこから予想される出題について、

3本程度を自分なりに400字程度の文章にまとめておきましょう。

一度書いておくと、それを本番で組み合わせて解答できます。

 

 

以上、科目別の2次試験対策についてです。

皆様の健闘を祈っております。

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