学年末まの過ごし方（高校生）　（和歌山編）

 　

１月も半ばを過ぎました。今年度はあともうわずかです。

そこで、今回は、学年末までの有効な過ごし方についてお話します。今回は高校生編です。

　

今年度の復習もしなくてはいけませんし、新学年の参考書を買い込んで来年度の予習にも取り掛かりたい、

でも学校から出されている宿題でそれどころでは無かったりするかもしれません。

 この時期は、やらなければならない事が沢山あります。

　

そんな時こそ、スケジュールを立てる必要があります。

がむしゃらに、与えられた問題を端から解いていくのではなく、

いつまでにテキストのどこを終わわせて、いつまでに何を出来るようにするのかという計画を

最初に立てておきましょう。

　

　

高校１年生

去年までは中学生で最上級でしたが、今年は高校での最下級学年でした。

高校生活には慣れたでしょうか。来年は、大学受験準備生になります。

　

高校２年生

 来年はいよいよ大学受験生です。大学受験の勉強は、３年生になってからやるより、

少しでも長く取り組んだ方が効果が大きいです。高３になってから毎日夜遅くまで苦しんで勉強するより、

今から始めることで、少しでも来年の自分を楽にしてあげましょう。

　

　

文系受験生１年生の一例

月日	内容	具体的な内容	復習	復習方法
１月	４月から７月までに、教科書で進んだ所を読む（英国社）	教科書問題を解きなおす（英国社）	次年度の学習範囲を調べる。 学校の先輩、先生に聞く以外に、インターネットを使う方法もあります（英国社）
２月	７月から１２月までに、教科書で進んだ所の読み直し（英）	教科書問題を解きなおす（英）	その範囲に沿ったテキストを用意する（英国社）
３月	再度、昨年の４月から今月までの教科書の内容を全部読み返す（英）	解けなかった教科書問題をもう一度解く（英）	教科書の素読（英）	教科書の基本問題演習（英）

　

　

理系受験生２年生の一例

月日	内容	具体的な内容	復習	復習方法
１月	４月から１月までに、教科書で進んだ所を読み返す（英数理）	教科書問題を解きなおす（英数理）	自分の進みたい大学の学部の過去問を用意する
２月	自分の受験科目の教科書の問題を解きなおす（英数理）※理科の選択は後回し。今は全科目勉強して下さい。	解答、解答方法を書き写す（英数理）	その範囲に沿ったテキストを用意する（英数理）
３月	再度、昨年の４月から今月までの教科書の内容を全部読み返す（数）	解けなかった教科書問題をもう一度解く（数）	次年度の 教科書の素読	教科書の基本問題演習を予習

　

※新高３になる理系の生徒さんで、受験科目が物・生の方も、まだ化学を捨てないで下さい。

　同様に、化・生で予定している人も、物理をまだ捨てないで下さい。

　化学Ⅱと物理Ⅱがリンクしているので、お互いを勉強しておく方が、理解が深まります。

　

　

「勉強をする前に、勉強の計画を立てる」というのも、立派な勉強です。