2012年9月18日
和歌山県 高校入試 社会シリーズ(第3回)~地理・公民~
前回の歴史編に続き今回は地理・公民編です。
和歌山県では、この地理・公民の比重も大きくなっています。
≪出題範囲≫
地理は、和歌山県に関連した問題が歴史か地理で出ます。
そして、「世界のすがた」、「さまざまな面からみた日本(自然環境)・(産業)」の単元については
毎年出題される頻出の分野なので、国の名前や場所、そして輸出入に関する情報は
きっちり覚えましょう。また、国内についても、和歌山の産業や特色について
出題される傾向があります。そして、全国の港や空港に関する問題も出題があるので、
各都道府県の漁業・農業の生産額や輸出入のトップ3ぐらいはきっちり覚えておきましょう。
公民では、「政治」「経済」の単元での問題が大半を占めます。
「政治」は三権分立に関するものが毎年出題されています。そして、その年問題になったことが
出題されることもあるので、ニュースや新聞の大きな出来事はチェックしてしましょう。
「経済」は高度経済成長期~現在までの歴史を知っておく必要があります。
また、記述問題もごくわずかですが出題される傾向があるので、上を目指す人は
その対策も必要になってくるでしょう。
これらを踏まえた上で、
地理については、和歌山の特色をしっかり調べておくことを最優先にやるべき
だと思います。出題が絞りやすく、教科書では和歌山だけのまとめはないので、
それをいかに自分でまとめられるかがポイントになると思います。
また、その中で歴史の勉強につながるものもあるので、勉強の効率も上がります。
公民については、三権分立の仕組みなどをまずはしっかり理解することが大事です。
細かい数字は忘れてしうま可能性があるので、直前期に覚えたほうが効率もあがります。
また、戦後以降の日本の経済の流れを教科書を何度も読んで理解することです。
流れを理解しないとテストの応用問題に対応できません。それが理解できたら
簡単な問題集に取り掛かっていくと良いでしょう。
社会ではこの2分野が大きな配点を持つので、しっかり基礎を作っていきましょう!